三重県四日市市で愛されるAnniversaryCafe(アニバーサリーカフェ)。AnniversaryCafe様とBEMOはロゴ制作やチラシ作りから始まり、気づけば3年もの月日を共に歩んできた大切なパートナーです。今回は、お店の顔とも言える「カフェメニュー」のリニューアルについて、店長の近藤さんにインタビューをさせていただきます。デザインを通じて、お店にどんな変化が生まれたのか、BEMOとの制作プロセスを振り返りました。きっかけは、身内からの愛ある直球アドバイス【西尾】 今日はよろしくお願いします。 近藤店長とは高校生からの付き合いだから、こうやって改まって対談するの照れくさいですね(笑)。【近藤店長】 ほんとですね(笑)。よろしくお願いします。【西尾】今回はお店の顔であるメニュー表のデザインリニューアルのご依頼だったと思うんですが、何がきっかけでリニューアルすることになったんでしたっけ?【近藤店長】 正直に言うと、うちの「オカン」の一言ですね! 前のメニューも可愛くて気に入ってはいたんですが、文字がメインで写真は少なめのデザインになっていたんです。 ある日お店に来たオカンからド直球に「あんた、このメニューわかりづらいで」ってご意見をもらってしまって(笑)【西尾】 身内からのアドバイスはありがたくもあり、厳しいですね(笑)僕もちょくちょくお店に行かせてもらっていますが、店長自身も以前からメニューに写真が少なくてお料理やドリンクの内容がわかりづらいとおっしゃっていましたもんね。僕としては以前のメニューもお店の雰囲気にマッチしていて素敵なメニューだなと思っていましたが。【近藤店長】 前のメニューは初めて来たお客さんや年配の方はどんな料理が出てくるのかパッとイメージしづらかったみたいなんですよね。ランチにこんなに前菜がつくとは思わなかったとお客さんから言われることもありました。いつも色々とアドバイスをくれている社労士さんからも「もっと写真を多くして、わかりやすいメニューにしたほうがええよ」と言われて。色んな人の意見をお聞きして、やっぱり誰が見てもわかりやすいメニューにしたいって思ったのが、リニューアルをご相談したきっかけですね。わかりやすい情報を設計するためのワイヤーフレーム【西尾】 そんな課題感から始まったメニュー作りのご相談だったので、デザインそのものよりも、どうメニューを構成するかという情報設計の部分から入っていきました。特にランチメニューの構成は、お料理をチョイスする形式で少し複雑だと感じました。何度もワイヤーフレーム(デザインを施す前の設計図 ※下記画像)を修正して話し合っていきました。【近藤店長】 西尾くんのヒアリングは細かく聞いてくれて、こちらの希望を汲み取った上で提案してくれるから、そこがとっても助かりました。メニューの内容を試行錯誤している段階でもあったので、考えているうちに意見が変わってきたりして・・・、商品の内容や価格もこのタイミングで見直したこともあり、情報設計はかなり大変でしたね。【西尾】 情報設計と並行して、写真の大きさや文字サイズについても相談させていただきました。常連の皆様の年齢層が少し高めであることを店長から伺っていたこともあり、設計の段階で文字は大きめにしていました。それでも、最初に提案した文字サイズがまだ小さかったりして、店長やスタッフの皆様に意見をいただきながらワイヤーフレームの段階で何度かやりとりをしましたね。【近藤店長】メンバー間でも意見が違ったりして悩む部分が多かったです(笑)。以前お世話になっていたデザイナーさんの場合、デザイナーさんからの提案に対してYESかNOかで進むような雰囲気があったので、話し合いながら進める西尾くんのスタイルは新鮮でしたねー!こちらも考えることが多くて大変ではありましたが、良いキッカケをもらいました。現場に負担をかけないための丁寧な撮影準備【西尾】 情報設計が詰まってきた段階で、写真撮影の準備に取り掛かりました。気をつけたのはスムーズに撮影をするための事前準備です。情報設計が完了した時点で1日仕事になる商品点数なことがわかっていました。飲食店での商品撮影となると、お料理を作っていただく必要があり、撮影用に当日の人員シフトを多めに調整いただくことが多いです。できる限りお店やスタッフの皆さんに負担がかからないように、撮影の順番や時間帯などを細かくご相談させていただきました。【近藤店長】撮影のスケジュールを事前に相談・提案してもらっていたので、当日の撮影はスムーズにいきましたね。大変なメニューの仕込みは事前に終わらせたりなどして準備しました。撮影のテイストについてもイメージ画像を共有いただけたのでイメージがつきやすかったです。友達同士なのもあって、お店を閉めた後の撮影は楽しくリラックスしてやりましたね(笑)【西尾】当時二人がハマっていた音楽を流しながら撮影したりして、楽しかったです(笑)デザインへのこだわり、お客さんを意識した配慮【西尾】撮影が完了し、いよいよデザインを提案する段階になりましたが、最初にデザインの提案を見た時どう感じましたか?【近藤店長】今まで話していた内容にとても納得していたし、想像していた雰囲気のデザインが上がってきて嬉しかったですね。【西尾】僕もデザインや写真を皆さんに気に入っていただけて、嬉しかったのを覚えてます。メニュー全体としてわかりやすさを重視していた分、写真テイストは少し尖った雰囲気を提案させていただいたので、受け入れてもらえるか内心ドキドキしていました!【近藤店長】スタッフにデザインを共有した時も、デザインに対してみんな好感触で、すんなり通っていきました。かわいーって意見が多かったです!でも、この段階で商品のことやメニューの内容に気付きがあって、色々直してもらいましたよね。【西尾】事前にしっかり話していても、実際のデザインを見たときに気付きが出てくることも多いですよね。段階を経てしっかり修正しながら進められたのはよかったかなと思っています。文字サイズや写真の大きさなど、実際の情報が入ったときにお客さんにどう見てもらえるかという点でもしっかり話し合いましたね。実寸のデザイン見本を用意して、実際のメニューの状態を確認しながら進めていきました。【近藤店長】文字の大きさを何度か調整して、その都度実寸のメニューを印刷して用意してくれたのでわかりやすかったです。データだけでやり取りするだけじゃなく、実際に会って話せるのはこういうところでありがたいです。クライアント自身が運用できるデザインが大切【西尾】ランチの日替わりメニューの部分は、店長自身が以前からメニュー作りに使っていて、使い慣れたKeynote形式で納品しました。【近藤店長】日替わりや季節メニューなんかは以前から自分で作っていたので、自分で更新・印刷できるようにしてもらえてとても助かりました。【西尾】デザインは納品して終わりではないと思っています。クライアント自身が運用して育てていけることをすごく大事にしてるんです。いくら素敵なデザインを作っても、それがお店に来てくれるお客様に届かなければ意味がない。クライアント自身がデザインを活用して、お客様に喜んでいただくということをとっても大切にしています。店長はお店のポスターなんかも自分でデザインされていてすごいなーっていつも思っています。お客さんの反応とこれからの課題【西尾】実際にメニューを運用して、お客さんからの反応はどうですか?【近藤店長】料理に対する質問が良い意味で少なくなりましたね!お客さん自身どんな料理が来るのかわかった上で注文してくれている感じがします。ただ、ランチメニューに対しては意見をいただいたりもしていますね。次の段階で改善したい部分がいくつか出てきています!【西尾】今回、お客さんの反応が不透明だった部分もあり、あえて製本しないメニューの印刷形式をとりました。一部分を修正することになってもページを差し替えることができて、印刷コストを抑える狙いがありました。お客さんからの指摘を踏まえてブラッシュアップし、機会を見て製本バージョンに調整していきたいですね。【近藤店長】納品して終わりじゃなく、色々と報告・相談できるのも西尾くんに頼んでよかったなと思っているところです。今後も色々改善していきたいので、よろしくお願いします!【西尾】こちらこそありがとうございます!また引き続き、よろしくお願いします!モーニング食べにいきます!